「うれしの荘片恋ものがたり〜ひとつ、桜の下〜」
夏なんだがまぁいいや (←挨拶)

購入理由

イラストレーターのファンなんで購入という
凄く至極ドン真っ当(?)な理由


ストーリー

予てより一人暮らしに憧れていた主人公:直志は従姉弟の助力もあり
晴れて実家より一駅離れた高校に入学することとなった
入学を間近に控え姉が管理する「うれしの荘」に住むため
学校で手続き等を済ませ荘に帰る途中、
直志は道端に置かれた学校指定の大きな鞄を発見する
そしてもう一つ、桜の森へと続く足跡も・・・
鞄の持ち主を探し桜舞う森へと足を踏み入れた直志は
その森の主とも思える巨大な桜の大木の下に
一人の少女を見(み)・・・そして魅(み)らレタ

「誰にも遭わない」うれしの荘の掲示板に謎の張り紙
「ひとよにや ふたつそろうて からのささ うなるひのめも おうて 水鳥」

桜の只中に居ながら頑なに桜を見ることを拒み続ける少女

新たな新天地には沢山の謎があった・・・

そして最大の謎・・・

桜を嫌う少女に協力したいと思う僕の気持ちは何なのだろう?


感想

おうっ!何か久々にこう「黒髪ロングの優等生」って感じの
ヒロインだったんでビビッた
最近のラノベは主人公を殴ったりあまつさえ※したりする
アクってかインパクトの強いのが多いから
ボクは天然記念物でも見たような思いに駆られたんだ・・・
天然記念物といやツチノコ早く見つけてぇ!
まぁ話の内容ですが
「謎がいっぱい」なのは読み応えがあっていいのかも知れませんが
如何せん寄り道が過ぎると言いますか
FFでミニゲームにハマって本筋が中々進まないってのと
似たような錯覚を覚えました
まぁこう思うのも多分主人公の直志少年が推理するときの
あの偉そうな態度が悪いんですよ、ええ!ええ!
そんなんだから僕は誤字って言うか何だこれ?間違いを発見して
読むのが萎えてしまったりしちゃったりで大変ですよぅ
あ〜あと推理部分ですが俺が寝ぼけながら読んでたせいかも
知れませんが「何で分かったんだろう?」とか
「何で知ってたんだろう?」とか「何で(以下略)」とか
ナショナルトレジャーのオペラグラスを見つけた辺りから
視聴者置いてけ掘りの展開でし・・・た?
まぁ寝ながら読んでたんで(照
んでまぁ話は変わってこのラノベは「キノの旅」みたく
最初に最後の章が来てる構成なんですが
読む限り「この少女って桜の精とか化身とかじゃね?」とか
「[季節を抱きしめて]とか懐かしいなぁ」って思ってたんですが
全然そんなコトが無くて良かった!
ネタバレ?チガウヨ、センタクシヲヒトツツブシタダケダヨ?

「―同じ瞬間は二度とない。悔い、ってのは常に後ろにしか襲ってこない、卑怯なやつだ。」ってのと
「でも選択を信じてやらなきゃ、ね。正解を選択するんじゃなくて、選択した方を正解と信じる。」って台詞がちょっと良かった


統括

イラスト良かった♪

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