「みどりと黒いシロ」
2007年8月2日 読書
ISBN:4861764106 文庫 路人 ジャイブ 2007/07 ¥546
読書動機
〇携帯小説発![猫と少女の感涙物語]って帯に書いてあって
「あー泣いてストレス発散でもすっか〜」って思ったから
〇何でか同文庫の中でコレだけラノベのコーナーにあって
店員のお薦めか?とか思ったから
〇携帯小説ってどんなモンだろ?
ストーリー
母の名はイノ − ‘innocence【無罪】‘よりイノ
『<綺麗な心>・・・・大切にしなさい』
罪無き母は最後にそう囁いた気がした。
公園に住み着く白い毛並みの野良猫が
夏の日差しを嫌いベンチの下にいると
一人の少女がスケッチを始め出した
炎天下の中何時間もスケッチを続ける少女(みどり)―
その少女を迎えに来た姉(藍子)が猫に忠告する
「気をつけてね。アイツ結構しつこいから」
はたして少女は次の日も炎天下の中ワタシに会いに来たのだった・・・
『もしずっと野良猫でも、その一生の中で素敵な人と一度でも
出会えたら、それは幸せなことだと思うの』
― 母は幸せだったのだろうか?
『・・・・・・幸せになって』
― ワタシは幸せになれるのだろうか?
「・・・・藍子姉ちゃん」
「ん?」
「名前考えたんだ」
「あの猫の?」
「うん」
「何て?」
「まだ秘密」
これは人間に心を開けない白猫と夏の少女の物語
あの夏の日を、ワタシは決して忘れない。
感想
いやー実に残念なコトに写真に帯が付いていない
本当はこうデカデカと感涙小説ってかいてあるのですよ?
いや「本当」はっていうのは間違いだけどさ・・・
さて、では装丁?について
まず気が付くのが製本の仕様
左から右へとなっており私的には珍しいと思います
んでページを開くと・・・・
「うわぁ、隙間ばっか」ってのが最初の印象
これは読むのが遅い俺には嬉しい仕様ですね(←誉めてない)
んまぁ携帯小説って時点で気づくべきなんでしょうが・・・
コストを考えるとちょっとなぁ。まぁ紙媒体好きだからいいけど
んで内容編
文字が少なく空白が多いのでどうしても詩的な感じかと思いや
その割には台詞(「」)等が多く鼻につく感じ
文字が少ない為少女との交流が足りない気がした
感情移入する前に「あれ、終わっちゃった」みたいな
ラスト手前で「何かありそう」感を匂わせて
盛り上げて盛り上げて結局なんにもなくてがっかり
あ、でもラストはそんなに悪いものでも無かった
あと本当に最後の最後で「」付きの会話があるのですが
私的には感動をぶち壊し、完全に蛇足
絶対にありえないことなんで凄い強気に書かせてもらうと
あのラストだと最後のページを捲(めく)ったら
イラストがあるって方が何倍も感動できる
統括
詩的・・・な作品だと思う(←自信ない)
じっくり読むよりは雨の日にでもゆっくり読むのに適しているかと
価格から見るとあまり優しくないがパラパラ漫画が付いていて
損した感がちょっと薄れる
っていうか帯が強気すぎですね、さすがジャ〇ブクオリティー
余談(蛇足)
ゲームで【Key】作品をやったことのある人にはお薦めできません
が、時間が無い人には薦められる・・・かな?
それと作品説明は絶対に見るな!いじょ
満足度は☆5つが満点での ☆☆ でした
(【key】作品やったこと無い人なら ☆☆☆ もありえます)
読書動機
〇携帯小説発![猫と少女の感涙物語]って帯に書いてあって
「あー泣いてストレス発散でもすっか〜」って思ったから
〇何でか同文庫の中でコレだけラノベのコーナーにあって
店員のお薦めか?とか思ったから
〇携帯小説ってどんなモンだろ?
ストーリー
母の名はイノ − ‘innocence【無罪】‘よりイノ
『<綺麗な心>・・・・大切にしなさい』
罪無き母は最後にそう囁いた気がした。
公園に住み着く白い毛並みの野良猫が
夏の日差しを嫌いベンチの下にいると
一人の少女がスケッチを始め出した
炎天下の中何時間もスケッチを続ける少女(みどり)―
その少女を迎えに来た姉(藍子)が猫に忠告する
「気をつけてね。アイツ結構しつこいから」
はたして少女は次の日も炎天下の中ワタシに会いに来たのだった・・・
『もしずっと野良猫でも、その一生の中で素敵な人と一度でも
出会えたら、それは幸せなことだと思うの』
― 母は幸せだったのだろうか?
『・・・・・・幸せになって』
― ワタシは幸せになれるのだろうか?
「・・・・藍子姉ちゃん」
「ん?」
「名前考えたんだ」
「あの猫の?」
「うん」
「何て?」
「まだ秘密」
これは人間に心を開けない白猫と夏の少女の物語
あの夏の日を、ワタシは決して忘れない。
感想
いやー実に残念なコトに写真に帯が付いていない
本当はこうデカデカと感涙小説ってかいてあるのですよ?
いや「本当」はっていうのは間違いだけどさ・・・
さて、では装丁?について
まず気が付くのが製本の仕様
左から右へとなっており私的には珍しいと思います
んでページを開くと・・・・
「うわぁ、隙間ばっか」ってのが最初の印象
これは読むのが遅い俺には嬉しい仕様ですね(←誉めてない)
んまぁ携帯小説って時点で気づくべきなんでしょうが・・・
コストを考えるとちょっとなぁ。まぁ紙媒体好きだからいいけど
んで内容編
文字が少なく空白が多いのでどうしても詩的な感じかと思いや
その割には台詞(「」)等が多く鼻につく感じ
文字が少ない為少女との交流が足りない気がした
感情移入する前に「あれ、終わっちゃった」みたいな
ラスト手前で「何かありそう」感を匂わせて
盛り上げて盛り上げて結局なんにもなくてがっかり
あ、でもラストはそんなに悪いものでも無かった
あと本当に最後の最後で「」付きの会話があるのですが
私的には感動をぶち壊し、完全に蛇足
絶対にありえないことなんで凄い強気に書かせてもらうと
あのラストだと最後のページを捲(めく)ったら
イラストがあるって方が何倍も感動できる
統括
詩的・・・な作品だと思う(←自信ない)
じっくり読むよりは雨の日にでもゆっくり読むのに適しているかと
価格から見るとあまり優しくないがパラパラ漫画が付いていて
損した感がちょっと薄れる
っていうか帯が強気すぎですね、さすがジャ〇ブクオリティー
余談(蛇足)
ゲームで【Key】作品をやったことのある人にはお薦めできません
が、時間が無い人には薦められる・・・かな?
それと作品説明は絶対に見るな!いじょ
満足度は☆5つが満点での ☆☆ でした
(【key】作品やったこと無い人なら ☆☆☆ もありえます)
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