『とらドラ 6!』

2007年12月25日 読書
ISBN:4840241171 文庫 竹宮 ゆゆこ メディアワークス 2007/12/10 ¥578








購入動機

ま〜5巻まで買ってますし面白いですし

ストーリー

主人公:高須竜児(たかすりゅうじ)の親友、北村グレる!

学園祭が終わりイベントが明けすっかり皆だらけモード
竜児の思い人、実乃梨(みのり)との仲もそのイベントの
おかげでちょっつぴり前進した感じ?
さぁおつぎのイベント、生徒会長選はもうすぐだ
ってな時に突如として北村はグレた・・・

「そんな風にならない世界に逃げたい。
 ・・・でも、ないんだよな、そんな世界は」

受け入れ難い現実を突きつけられた北村に対し―

「・・・望んだとおりにはならねぇよな。これが人生か・・・」

本当の親友であるなら彼には何が出来る?

「傷つくのも傷つけるのもあんたは怖いんだ!
 その臆病さが、卑怯さが北村くんを傷つけたんだ!」

彼を想う心があるのなら彼女には何が出来る?

『自分が望んだものは決して手に入らない』
―世界の法則を知ってしまい立ち尽くす北村
  
夜が明けるまであと〇〇秒
彼が一歩を踏み出すまでは、あと何秒?

 

感想

はいっ!ってことで?巻目ですけど感想です
今回は前巻よりも実乃梨との関係がちょびっつと進展して
良かった×2って思ってたら北村がグレるっていう内容です
んで前半部分はほぼ「北村のグレた理由探し」とグダグダと
進むわけなのですが、この筆者はそんなグダグダ展開でも
飽きの来させない文章を書けるので凄いと思いました
だってアレだぜ?気を抜くと何のパロディーだか
認識しないまま話が次に進んじゃうんだぜ?
しかも何のパロディーだか分かんなくても展開に対し
支障を来たさない話の進め方はすげぇなぁ
あと、特筆すべきことは何と言っても地の文の巧さ
中盤からもうヤバイヤバイヤバイひ〜〜〜〜


統括

地の文のしんみり具合にホロリとさせてくれたり
台詞部分で熱く叫んでくれたりして
今巻は本当に良い出来でした

満足度は☆5つが満点の ☆☆☆☆☆ でした!!!

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